ChatGPTの画像生成で苦戦した話
npy122
こんにちは、ネッピーです
今回は裏話的な内容です
仲間が欲しい
そう思いました
このブログに登場するネッピー君の相方です
自分で書ければいいのですが、僕に絵心は皆無です
なのでChatGPTに助力を請おうと考えたのですが、思い通りの結果を受け取るのにかなり苦戦しました
長い戦いだった…
今回はその奮闘記です
イメージを固める
ステキな相方と出会うために、まずはどんな雰囲気がいいかイメージを固めます
黒猫の女の子がいい！
一瞬で決まりました
黒猫、かわいいですよね！
ChatGPTには言葉で細かく説明しても伝わりにくいかなと思ったので、今回は黒のハチワレ猫の画像を参考として渡して作成していきます
ChatGPTに投げる
黒猫の画像をChatGPTに渡します
一緒に「かわいいイラストにしてください」という大雑把なプロンプトも入力しました
すると返ってきたのはこちら
なかなかいい感じ！
期待通りの結果が返ってきました！
リボンの装飾もいい感じに個性を出しています
続いて、このイラストをベースに表情の差分を作っていきます
プロンプト「驚いた表情にしてください」で、
さらに「悲しそうな表情にしてください」で、
なんか背景が透過されているようでされていませんが、それはこっちでやればいいので大きな問題ではありません
全体的にすごくいい！ これはすぐに差分も集まりそうだな
と思ったのも束の間…
ここから雲行きが怪しくなっていきます
なんか違う
さあ、次はニッコリ笑う表情だ！
差分イラストもあと少し。さっそく「目を細めて笑うバージョンを作ってください」と入力します
すると上がってきたのが…
だれ？
笑顔はステキだけど、なんか雰囲気違くない？
これは本人じゃなくてそっくりさんの可能性が…
できればさっきの猫に来てほしいので、再度ChatGPTにリクエストします
ちょっと雰囲気が違うからさっきの画像を元に作ってほしいなぁ
わかりました！作成した結果がこちらです！
見えないッ！
真っ暗闇が出力されました
これはあれでしょうか。「よくみてごらん、黒猫が隠れているだろう？」みたいなやつでしょうか？
いや確かに黒とは言ったけど…
再度リクエストを飛ばします
見えないのでもう1度作成してください
申し訳ございません。こちらが作成し直したイラストになります！
ふざけてんのか！？
繰り返される真っ黒な出力結果。このあとさらに数回続きました
さすがに様子がおかしいので、原因を追求してみることにします
さっきからずっと真っ暗なんだけどどうしたの？
とてもいい質問です！ 原因はかくかくしかじか…
どうやら本来なら画像生成AIのDALL-Eなどに指示を出すところを、chatGPTさんがうっかりその手順をスキップしてしまっていたことが原因らしいです
「いい質問ですって何やねん！」と心の中で思いつつ、再発の防止をお願いしたうえで改めて画像作成の依頼をします
じゃあその辺の再発防止には気をつけてもらいつつ、もう1度ニッコリした表情を作ってくれるかな？
画像が完成しました！
うーん…
いや、いい。いいんだけど、やっぱり雰囲気が違うんだよなぁ…
いっそのこと、この子をベースに作り直すか
目元や輪郭がハッキリしていて、これはこれで好みでした
なのでこちらをベースに改めて表情を作っていきます
うん、いい感じだ！
あとはニッコリ笑顔な表情を…
だから誰やねん！
毛並みのリアル感が増し、またしても雰囲気がマイナーチェンジしました
もうちょっと、もうちょっとだけ微調整を…
繰り返される暗闇
このあとさらに3回ほど続きました
また真っ暗になってるよ！ どうしたの！？
申し訳ございません。また手順をスキップしてしまいました
chatGPTもなかなかお茶目さんですね
「背景を透過して」という指示が変に働いている感じがしたので、それについては取り消したうえで再度画像の生成をお願いします
戻ってきた！
最初のイメージにかなり近くなりました！
ちょっと毛並みの感じが違いますが、ハッキリとしたイラストチックなこちらの方が好みではあります
このまま作成を続けていき、
こんな感じになりました
それぞれやっぱり微妙に雰囲気が違うのですが、もうこれでいい！
違和感はこちらで修正した方が早そうだし！
かなり時間がかかりましたが、何とか一定の成果を得ることができました
ベースを作ってもらう感覚の方がいいかも
というわけで、無事にイラストを集めることができました
生成AIはとても便利ですが、やはり細かいところまで完璧なフィードバックを得ることは至難の業です
ベースだけ作ってもらって、細かいところは自分で修正するという使い方の方が効率が良さそうですね
現在Photoshopを使って修正をしています！
今回の黒猫ちゃんはいつか登場させますので気長にお待ちください
それでは、今回はこの辺で
お疲れ様でした
ABOUT ME
副業として動画編集を始め、現在は福祉の現場と映像制作の二足の草鞋で生活しています。
会社員が動画編集の副業で収入を得るための道筋を、体験談をもとにお伝えします。
