AIを動画編集に活かそう!chatGPTで僕が実際にやっていること

こんにちは、ネッピーです
あなたはAIを活用していますか?
2023年にchatGPT-3が日本でも大ニュースとなり、それから本当にたくさんのAIサービスが登場してきました

Gemini、Copilot、Claude、Stable Diffusion、perprexity AI…

やめて。頭が死ぬ
かつては手作業でやっていたことが、AIを使うことで一瞬でできるようになるなんてもはやよくある話
動画編集においても当然、活用の余地がたくさんあります
今回は僕が動画編集を行う中で、特に感動したAIによる業務効率化ポイントを2つお届けします

AI使ったことないんだけど…

具体的にどんなことができるのかイメージが湧かないなぁ
そんな方達の参考になれば幸いです

ちなみに今回使用するAIはchatGPTに絞ります!
それでは参りましょう!
AIでできること① 画像を生成してもらう
動画編集をしていると、

こんな感じの画像が欲しいなぁ…
という感じで画像素材が欲しくなること、多いですよね
そして理想の素材を探しにストックサイトを駆け巡るのですが、

イメージに近いものが見つからない!
これまた日常茶飯事だと思います
chatGPTでは、テキストを認識して画像を生成する機能が利用できます
例えばチャット欄に「空を飛ぶ飛行機の画像を作成してください」と打つと、

こんな感じで、かなりクオリティーが高い画像を30秒程度で仕上げてくれます

1度使ったらもう止められないね!
リアル調からイラスト風までタッチも自由自在!
イメージと違ったらその画像を元に修正指示を出すこともできるので、どんどんリテイクして理想の画像に仕上げていくなんてことも可能です

森の切り株の上で眠る狼のイラストを作ってください


毛並みを白にして、日本のアニメ風のタッチにしてください


時間帯を夜にしてください


ジブリ風のタッチにしてください


できた!

もののけ姫じゃん!
うまく使えば画像探しの時間を大幅に短縮できるので、ぜひ活用していきたい機能ですね
chatGPTでできること② AfterEffectsのエクスプレッションを書いてもらう
AfterEffectsを使っている方なら、エクスプレッションのコードをchatGPTに書いてもらうこともオススメです!

エクスプレッションって何?

キーフレームじゃなくプログラムコードを使ってアニメーションさせる機能だよ
通常、動画を動かすにはキーフレーム(点)を打ちます
「この時間はここ、この時間がここ…」という風に点で位置を示してあげると、位置から位置までの間を移動してくれるみたいなイメージですね

対してエクスプレッションはキーフレームを打たずに、プログラムによって直接動きの指示を書く方法となります
ダイレクトに動き方を指示できて効率的な反面、コードが書けない人にとっては理解が非常に難しいです
ちなみにこんな感じです


エクスプレッションはjavascriptというプログラム言語で書かれています

さっぱりわかりません…
このエクスプレッションコードをchatGPTに書いてもらうことができます
どんな動きをしてほしいかchatGPTになるべく詳しく説明しましょう
瞬時にその動きを実現するためのプログラムを返してくれます
あまりに複雑な動きだと対応しきれないこともありますが、
- 左右に小刻みに揺れる
- ジャンプする
みたいな簡単な動きであれば問題なく実現可能です
そしてさらに素晴らしいところが、パラメータの調整ができるようにしてくれているところです
例えば先ほどのコードですが、よく見てみるとこんなことを書いています

これはつまり、対応する部分の数値をいじることで表現を調整できるということ
この場合は「揺れる速さ」と書かれた「freq = 5」の数字をいじることで、どのくらいの速度で左右に揺れるかを調節できます
コード生成時に各項目の説明も一緒にしてくれるので、エクスプレッションの知識がまったくなくても安心ですよ!
ちなみに、

エクスプレッションの仕組みについて知りたい!
という向上心のある方は、chatGPTに説明を求めることで懇切丁寧に教えてくれます

まるで自分専属の講師みたいです
マンツーマンの動画編集スクールは50万円以上かかりますから、それを考えるとかなりコスパがいいですね
まとめ:AI活用で作業効率を上げ、時間単価を伸ばしていこう
動画編集はとても時間がかかる作業です
AIを活用することで少しでも作業効率を高めることで、作業全体にかかる時間を減らし、単価を上げることに繋がります
今回は僕が特に素晴らしいと感じた2つの活用法をご紹介しましたが、他にもたくさん活用できる余地はあるはず
それほどまでに、AIの進歩には凄まじいものがあります
時代に取り残されないように、新しい技術には積極的に触れていきたいものですね
それでは、今回はこの辺で
また明日〜