動画編集の始め方

【副業で月5万円】動画編集を選んだ理由と始めた後のリアル体験談

npy122

こんにちは、ネッピーです。

このブログ「ダブルワーク物語」では、副業として動画編集に取り組む30代会社員のリアルを発信しています。

今回は、そのスタート地点。

どうして副業に動画編集を選んだのか?

実際に始めてどうだったのか?

僕自身の経験をもとに、いいこと大変だったことも、ざっくばらんにお話していきます。

迷える猫
迷える猫

副業って気になるけど、自分にもできるのかな…?

そんなふうに思っている方の参考になればうれしいです。

ネッピー
ネッピー

この記事は僕の副業キャリアをたっぷり語っています。

あなたの副業スタートのヒントになれば幸いです!

それでは参りましょう!

副業を始める前の日々 -会社員としての10年間-

僕は大学を卒業と同時に、福祉の仕事に就きました。

特に福祉への志があったというわけではなく、大学で何気なく福祉系を専攻していたからという理由での就職です。

ネッピー
ネッピー

一番の決め手は友達も一緒に行くから!

あと給料もそこそこ良かったです

実に中身のないキャリア選択。

無難な社会人生活が幕を開けました。

辛くはなかった、けれど不安も…

福祉施設での勤務はなかなか大変です。

シフト制で出勤時間はバラバラだし、夜勤もあります。仕事内容も重労働だったり理不尽だったり汚れ仕事だったり…

けれど幸いなことに人間関係には恵まれ、働くことが辛いという感覚はあまりありませんでした。

ネッピー
ネッピー

気の知れた仲間と一緒に仕事をするのは楽しかったです!

しかし勤続年数を重ねていくにつれて、色々と不満も生まれてきました。

シフト制に夜勤もあり、まるで生活のすべてが仕事に振り回されている感覚

仕事内容に心から興味を持てず、深く学んでいこうという気が湧かない

何より嫌だったのは、そんな不満を抱えながらこの先何十年も働いていくという未来でした。

ネッピー
ネッピー

職場の仲間は好きだけど、この仕事をずっと続けていきたいかと言われるとちょっと…

そんな感じで、ぼんやりと自分の将来のキャリアについて考え始めます。

28歳、勤続6年目のことでした。

副業を考え始めた理由

2020年頃から、副業という話題をよく聞くようになりました。

コロナ禍でリモートワークに注目が集まり、その流れで「在宅で副業をしよう!」みたいな話が盛り上がり始めましたよね。

世間のトレンドは僕にとっても大変タイムリーな話題であり、

  • プログラミング
  • Webデザイン
  • 動画編集
  • Webライティング

どれもとても面白そうで、人生を変えてくれそうな強い魅力を感じました。

ネッピー
ネッピー

これは…チャレンジするしかねぇ!

ゲームをするためにそこそこのスペックのPCは持っていたため、とりあえず色々と試してみることにしました。

副業生活の幕開けです!

副業に動画編集を選んだ理由

とはいえ「これをやりたい!」という強い執着があったわけでもないので、まずは手当たり次第いろいろな副業に挑戦してみることにしました。

ネッピー
ネッピー

副業で人生を変えるんや…!

と意気込んでいたものの、実際にやってみると難しいことだらけです。

せどりとプログラミングに挑戦しましたが、どちらも挫折してしまいました。

Q
せどり副業について
せどりとは…

安く仕入れたものを、仕入れ額よりも高く売ることで利益を得るビジネス

当時は楽天ポイントせどりというものが流行っていて、僕も挑戦してみました。

楽天サービスに登録しまくってSPUを上げ、主にポイントで利益を得る仕組みです。

最初こそ商売をやっている感じがして楽しかったのですが、

  • センスが絶望的だったのでほぼ利益が出なかった
  • 部屋が在庫で埋まって管理も大変だった

ということで次第にやる気がなくなってしまいました…

Q
プログラミングの副業について
プログラミングとは…

プログラムコードを書いてアプリやWebサービスの開発を行うビジネス

Progateに登録し、まずはHTMLというサイトの見た目を作る言語から学習を始めました。

その後、iPhone向けのアプリを作りたいと思ってSwiftという言語に挑戦します。

YouTubeの動画や書籍を参考に試行錯誤を続け、ついに電卓アプリを完成させました!

ネッピー
ネッピー

このときの達成感はヤバかった!

しかしその後に作るべきものが何も浮かばず、めちゃめちゃ難易度が高かったことから個人でプログラミングを仕事にするというビジョンが湧かず、その後の継続は断念。

ただプログラミングそのものはすごく面白かったので、いつかまた学び直したいなと思ったりもしています。

そんな中、3番目にチャレンジした副業は動画編集

こちらは見事にハマりました。

仕事終わりの1~2時間を勉強や編集の時間にあて、学び始めて1年経つ頃には月5万円を達成し、その後もどんどん伸びていきました。

月10万円を超えた頃には本業を会社員からパートタイマーに変え、動画編集に充てる時間をさらに増やしています。

僕が動画編集という副業を続けることができた理由は次の3つです。

理由① クリエイティブの面白さ

単純に動画編集は、僕にとって面白い作業でした。

最初はソフトの手触りを確かめるために自分で収録したゲームのプレイ映像を編集していたのですが、

テレビで見るようなテロップやカットが意外と簡単にできた

適当にカットしてBGMを載せるだけでめちゃめちゃかっこよく見えた

さすがにプロクオリティには程遠いですが、ある程度手が込んだ(ように見える)動画を自分で作り出すことができるので、

ネッピー
ネッピー

えっ、これめっちゃ面白くない!?

という感じで作業感もまったくなく編集を楽しめたんですよね。

さらに当時、ちょうど知人の結婚式があり、そこでサプライズで流すための簡単な動画を作る機会がありました。

このとき自分で編集した動画をDVDに焼いて式場へ持っていくという過程があったのですが、なんかこれがまるで「仕事やってる感」があってですね…

ネッピー
ネッピー

なんかクリエイターみたいでカッコいいぞ!?

と、謎にテンションが上がったりしました。(思えばこの頃に「編集→納品」という簡単なワークフローを体験していたんですね)

サプライズ動画もとても喜んでもらえたこともあり、

動画編集は自分も楽しめて相手にも喜んでもらえる最高の仕事では?

ということを直感しました。

理由② 参入のお手軽さ

参入するためのハードルが低いことも、動画編集の魅力の1つでした。

PCと動画編集用のソフトがあれば、誰でも簡単に挑戦することができます。

難しい資格

数十万円規模の高額な初期投資

どちらも必要ありません。

強いていえばPCは高額な初期投資に入るかもしれませんが、副業初挑戦レベルの動画編集の範囲なら高スペックなPCは必要ないので大丈夫です。

ネッピー
ネッピー

もちろん高スペックのPCの方が編集の幅は広がるけど、簡単な編集なら10万円以下のPCでもOKです!

また、基礎スキルの習得のハードルも動画編集は低め。

ソフトの使い方を覚えるだけなら、YouTubeで解説動画を見ながら1ヶ月しっかり学習すれば習得できます。

機材も学習コストもお手軽なので、「まずは試してみる」ということができるのは大きな強みです。

ちなみに僕は学び始めてちょっと経った頃にスクールへ入学したため、実際には40万円ほどの学習コストをかけました。

この理由とスクール入校の感想については後ほど語りますね。

理由③ 将来の需要の高さ

SNSが当たり前になり、5G通信もすっかりお馴染みになった現代。

街中にもスマホの中にも、どこもかしこも動画コンテンツが溢れています。

  • YouTube
  • TikTok
  • Instagram
  • デジタルサイネージ
  • 企業内の学習コンテンツ
  • etc…

枚挙にいとまがありません。

動画というコンテンツはいま、凄まじいほどの需要があります。

さらにこの需要は、今後数年にかけて右肩上がりで増えていくという試算もされています。

出典:サイバーエージェント

動画市場が伸び続けているいま、動画編集というスキルを身につけることには大きな意味があります。

そのスキルを磨き続けておけば、将来何かあっても「働く先がない…」ということにはならないでしょう。

ネッピー
ネッピー

まさに「手に職をつける」ですね!

最初は独学でやってみたけれど…

先に述べた通り、動画編集は学習コストが低めなことが魅力の1つです。

僕も動画編集を始めた当初は独学で学んでいました。

しかし次第に、ある2つの問題に突き当たることになります。

調べものに時間が圧迫される

  • 動画編集ソフトの操作方法
  • カットやテロップ入れのコツ

こういった基本的な知識はYouTubeでも得ることが可能で、実際に僕も独学で一通りの動画編集はできるようになりました。

ただ残念なことに、僕はそこまで器用な人間じゃありません。

わからないことを調べるのに、めちゃめちゃ時間がかかっていました。

  1. 編集ソフトのあの使い方がわからない
  2. ネットで検索するがなかなか目当ての情報に辿り着かない
  3. やっと見つけた! これでわかったぞ!
  4. 動画編集に戻る
  5. すでに1時間経過…(oh may gosh!)

わからないことが出てくるたびにこうなっていたので、ひどいときには調べ物ばかりで作業が進まない日もありました。

これ、休みの日ならいいんですけど、仕事終わりの日だと辛いんですよね。

仕事終わりの作業時間は確保できて2~3時間くらいだったので、調べもので1時間飛んでしまうのは致命的です。

当時はまだポートフォリオの準備段階で案件は受けていませんでしたが、

ネッピー
ネッピー

これじゃあ案件を獲得できても納品できないんじゃないか…?

これがめちゃめちゃ不安でした。

サボっちゃう

副業ということは、本業があるわけです。

本業がある日はその日の夜を副業の時間に充てることになるのですが、疲れている日はどうしてもサボってしまうことがありました。

迷える猫
迷える猫

やる気がないだけじゃないか!

と言われるかもしれませんが、まあ実際そうなのかもしれませんが、

ネッピー
ネッピー

でも本当に疲れて動けないときだってあるんだよ…!

実際どんなにやる気に満ち溢れて副業を始めたとしても、当初の熱意を100%完全に保ち続けるのは至難の業だと思います。

長い目で人生の好転を思い描いていても、つい目の前の1日単位の世界だとうっかり気を抜いてします。

今日は残業長めだったし休もう…

ここ数日はしっかり副業に取り組んでいるから今日くらいいっか…

そして次第に気を抜く頻度が増えていき、3日に1回、1週間に1回、そしていずれやらなくなってしまう…

継続することの難しさですね。

副業は1人で行うことが大半でしょうから、続けるもサボるも決定権は自分にあります。

ゆえに、独学はモチベーションを保ち続けるのが難しいというデメリットがあると思います。

スクール入校を決意。そこで得られたこと

動画編集を学び始めた翌年。

幸か不幸か本業の方で役職がつき、いままで以上に副業に充てる時間が少なくなってきたこともあり、僕はスクールへの入校を決意しました。

ネッピー
ネッピー

忙しい中スクールなんて通えるかな…?

という不安もありましたが、それで行き詰まっていたらそもそも副業なんてできませんからね。

ちなみに僕が選んだスクールは「MOOCRE(ムークリ)」というところです。

出典:MOOCRES

授業料は決して安くない…むしろかなり高額な出費となりましたが、いま振り返ると間違いなく得るものもあったなと思っています。

スクールに通ってよかったなと思えたポイントを、今回は3つご紹介しますね。

モチベーションを保てる適度な「強制力」

僕が通ったスクールでは、週1回のオンライン講義毎週の課題が出される形式でした。

  1. 講義で新しいことを学ぶ
  2. 学んだことにちなんだ内容の課題が出される
  3. 課題を完成させ、次回講義までに講師へ提出
  4. オンライン講義で添削とアドバイスを受け、次のステップへ

というサイクルを繰り返す形式です。

この「週1回のオンライン講義」と「週1の課題」が、動画編集を学ぶうえでの適度な強制力として機能してくれました。

疲れて帰宅しても、

ネッピー
ネッピー

課題やらないとな!

とやる気が出てきます。

すべきことが明確になっていることで「何から始めようか」と悩む必要がなくなったので、本業で体力を削られた身としてはとてもありがたいことでした。

オンライン講義では課題のフィードバックも貰え、これがまたモチベアップに効きます。

ネッピー
ネッピー

褒められるとやっぱり嬉しいですもんね!

独学だとフィードバックをもらえる場も限られてきますので、褒めてもらえることで自分の成果をわかりやすく実感できるのはスクールに通うメリットの1つですね。

短時間で基礎を固められる

スクールで学ぶカリキュラムは、未経験者でもわかりやすく、効率よく学んでいけるように設計されています。

  • 講義で新しい知識を学ぶ(インプット)
  • 課題で学んだことを活かす(アウトプット)

インプットとアウトプットを繰り返すことで効率よく知識を吸収していけます。

独学で学ぶよりも学習効率は格段に良いと思います。

何より独学と違うところは、知識の抜け漏れがなくなること。

独学は「そもそも自分が存在を知らないことは調べられない」という弱点がありますが、スクールのカリキュラムだと基礎知識は網羅的に教えてくれるので、

迷える猫
迷える猫

えっ、そんな操作知らなかったんだけど!

ということが減ります。

実際の業務で使うような効率の良い編集方法を教えてもらえたりもするため、基礎をしっかり固めつつ、より実践的な知識を身につけることができます。

仕事に繋がる出会いがあることも

副業で動画編集に挑戦する際、大抵の方は映像業界以外のところからの参戦になるのではないかと思います。

当然、映像業界に繋がりを一切持っていないことが大半でしょう。

スクールに通うと、映像業界の人間との繋がりをゲットできる可能性があります。

一緒に学ぶ同期生たちとの繋がり

教えてくれた講師との繋がり

特にスクールによっては講師に現役のプロクリエイターを雇用しているところもあるので、運がいいと企業や案件を斡旋してくれるなんてこともありえます。

ネッピー
ネッピー

実際に僕はスクール時代の講師の方から現在も案件をいただいています!

業界に人脈を築くのは簡単なことではありませんので、そのきっかけを得ることができるのは、人と触れ合うスクールならではのメリットです。

受講期間が過ぎたら解散ではなく、できる限り卒業後も良い関係性を維持できるように立ち回れれば、将来きっと良いご縁になると思います。

副業動画編集者としての生活

スクールを卒業後、クラウドソーシングサイトから営業活動を始め、本格的に副業で稼ぐための活動を始めていきました。

これまではなんだかんだと自由にやってこれたものの、案件となれば立派な仕事です。

納期

クオリティ

コミュニケーション

様々な責任が動画編集に伴うようになり、本業をしながら別の仕事もこなすというのは想像するよりも大変なことでした。

一方で、会社員一辺倒時代では得られなかった喜びや充足感があったのも間違いない事実です。

スケジュール管理の意識が本業にもプラスに

副業として請け負った案件には当然ながら納期があるので、本業とのバランス・スケジュール調整は必須でした。

1日に副業でどれくらい稼動できるのか? 1週間単位では?

請け負う作業は、今の自分だとどれくらいの時間でこなせるのか?

納期に無理はないか? 急な予定が入ってもリスケジュールの余地はあるか?

常にこういったことを自問自答し、応募する案件を見極める必要があります。

そしてこの考えは、本業でも大いに活用できます。

業務のスケジューリングや作業時間の推定の精度が上がり、本業の仕事効率もかなりよくなりました。

ネッピー
ネッピー

残業が減った分、副業に使える時間も増えて良いスパイラルを生み出せました!

副収入でゆとりが得られた

僕が初めて獲得した案件の報酬が1,000円で、その後は継続案件も獲得でき順調に収入を増やしていくことができました。

特に毎月5万円以上の副収入が安定して稼げるようになってくると、世界が変わりました。

毎月の給料以外に、プラスで5万円。これだけ副収入があれば、

  • 毎月ちょっといい国内旅行ができる
  • 3ヶ月に1回海外旅行に行ける
  • 半年に1回大型家電が買える

なんてことが実現できます。

もちろんすべて使い切る必要はなく、投資に回して将来の生活基盤を盤石にしたり、純粋に貯金しておくのもアリです。

ネッピー
ネッピー

僕はモニターやらデスクやらの作業環境に投資しました!

いずれにせよ、生活にはかなりのゆとりが得られます。

働く時間が増えるのは大変ですが、お金の心配が減るというのは大きな安心感になりました。

「自分の力だけでも稼げる」という自信がついた

動画編集の副業で稼ぐということは、事業収入を得るということ。

いうなれば「自分の手で稼ぐ」ということです。

会社に頼らずとも、自分の手だけで生きていく力を身につけることができます。

迷える猫
迷える猫

ずっと会社に縛られるのは嫌だなぁ…

でも働かないと生きていけないし…

それにもし将来、親の介護とかで働けなくなったらどうしよう…

稼ぐ力を身につければ、こういった不安もきっと解消できるはず。

副業が発展すれば、会社を辞めてフリーランスとして独立することも視野に入ってくることでしょう。

生きる上での選択肢が大きく広がりました。

まとめ:会社員でも動画編集はできる! まずはチャレンジしてみよう

今回は、僕がこれまでに辿った副業動画編集者としての歩みを振り返りつつ、会社員として働きながら副業を行う生活のリアルをお届けしました。

  • 少ない初期投資で挑戦可能
  • 学習コストが低め
  • 将来の需要も右肩上がり

このような理由から、動画編集は会社員の副業としてとても良い選択肢です。

完全独学で参入することも可能である一方、時間が限られる副業としてチャレンジするのであればスクールに通うのも吉

ただしお金はかかるので、ご自身に合ったスタイルで、ぜひチャレンジしてみてほしいなと思います。

このブログでは、これから副業で動画編集にチャレンジしたい方に向けて、ソフトの選び方や学習法、おすすめスクールなどを発信しています。

気になる方は、ぜひ他の記事も読んでみてくださいね!

それでは、今回はこの辺で。

お疲れ様でした。

ABOUT ME
ネッピー
ネッピー
復業エディター
副業として動画編集を始め、現在は福祉の現場と映像制作の二足の草鞋で生活しています。 会社員が動画編集の副業で収入を得るための道筋を、体験談をもとにお伝えします。
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